YouTubeの収益には基本報酬の他にどんなものがあるのか

国内におけるYouTube広告の市場規模は、2015年の33億円から2022年には579億円になるという試算があります。そして、Google は昨年末、国内の18~64歳の月間ユーザー数が6500万人以上と発表しています。ユーザーに表示されていた広告に応じて報酬が決定します。平均的な1再生あたりの報酬は0.1円と言われています。平均単価なので、0.1円よりもずっと高い単価のジャンルもありますし、反対に0.1円よりも安い単価のジャンルもあります。

YouTube
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YouTube から広告収入を得るには、パートナープログラムに申請し、許可される必要があります。その条件が以下になります。

  • 直近12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上
  • チャンネル登録者数が1,000人以上
  • 広告掲載に適したコンテンツであること

YouTube の基本報酬

YouTuber の収入源である広告収入は、YouTube の場合、「Googleアドセンス」というGoogleが提供しているクリック報酬型広告から発生します。アドセンス広告の内容は、サイト閲覧者の検索履歴や、閲覧頻度の高いコンテンツなどを自動で解析し、その閲覧者が興味ありそうな広告が自動的に表示されるため、成果の出しやすい広告となっています。YouTube における広告表示は主に3種類あります。

  • インストリーム広告
  • オーバーレイ広告
  • ディスプレイ広告

インストリーム広告

動画を再生すると最初や途中で30 ~ 60秒くらいの広告動画が流れます。クリックによる報酬だけでなく、スキップせずにすべて視聴してもらうことによっても報酬が発生します。

オーバーレイ広告

再生画面の中央下部に現れる長方形型のテキスト広告もアドセンス広告の1つです。クリックしてもらうことにより報酬が発生します。

ディスプレイ広告

再生画面右側のサイドバー、関連動画一覧の上に表示される広告です。ユーザーもこれが広告だと認知しているので、インストリーム広告やオーバーレイ広告に比べてクリック率はあまり高くありません。

YouTubeのアドセンス広告におけるクリック1回当たりの報酬は、平均10~40円といわれています。例えば、1ヶ月で50万円を稼ごうとする場合は、約1万7000回クリックされなければなりません。

スポンサーカード

スポンサーカード は動画で登場した商品を広告として表示させることができ、視聴者からの購入を獲得しやすいことがあげられます。

インストリーム広告動画視聴ごとに課金される(1再生あたり0.3円程~)
ディスカバリ―広告広告リンクを1クリックごとに課金される
バンパー広告1000回表示されるごとに課金される
アウトストリーム広告広告面積の5割以上が2秒以上表示されると課金される

YouTube の報酬の種類

YouTube の収益は再生数に応じて支払われる報酬を基本とし、視聴者の課金や企業とのタイアップなどもあります。一般的には再生回数や登録者数が報酬への王道と思われがちですが、高所得 YouTuber は広告の再生単価よりも、高額報酬で色々な報酬を得ています。稼ぐ仕組みは以下のように広告収益だけでなく、次のような6種類の方法があります。

  • 広告収入
  • スーパーチャット
  • メンバーシップ
  • 企業とのタイアップ動画
  • アフィリエイト
  • オリジナル商品販売

広告収入

広告収入と収益化したチャンネルの動画内に広告を表示させることができ、広告の再生数に応じて報酬を得ることができます。再生単価が0.1円と言われているのは、この広告収入のみを考えた場合です。再生単価は固定されているわけではなく、高額の購買行動が期待できる層への広告の場合1再生 0.5円~1円に対し若年層への広告は0.1円ということです。

インストリーム広告

インストリーム広告は動画の前中後の任意の箇所に運営者が表示させることができる広告です。5秒後にスキップすることができる広告は全てインストリーム広告になります。報酬が発生するのはスキップされずに30秒以上再生された場合か、クリックされた時になります。

ディスカバリー広告

ディスカバリー広告はYouTubeの検索画面や、関連動画の最上部などにバナーとして表示させることができる広告で、クリックされた場合のみ報酬を得ることができます。クリックされた場合のみ報酬が発生しますが、運営者側でコントロールすることはできません。

アウトストリーム広告

アウトストリーム広告はスマートフォンでのみ表示される広告で、広告の50%が2秒以上表示された場合にだけ報酬を得ることができます。運営者側で広告内容をコントロールすることはできません。

バンパー広告

バンパー広告はインストリーム広告とは異なり、スキップすることができない広告です。しかし、再生時間は6秒間と短く、動画の前中後に表示させることができます。報酬はバンパー広告が合計1000回再生されるごとに発生します。

オーバーレイ広告

オーバーレイ広告は動画再生画面下部に表示されるバナー広告で、×ボタンを視聴者が選択しないと広告を消すことができません。また、×ボタンも非常に小さいのでユーザーから嫌われることもあります。

スーパーチャット

スーパーチャットはライブ配信を行って視聴者からの投げ銭によって稼ぐことができます。ライブ配信を視聴しているユーザーが最大5万円まで投げ銭(寄付)することができる機能です。ライブ配信が得意な方は通常の広告収入よりもスーパーチャットの投げ銭で稼ぐ方も存在します。

メンバーシップ

メンバーシップとは月額課金性のサブスクビジネスをYouTube上で簡単に始めることができるサービスで、登録者数が30000人以上かつ、18才以上の方が利用することができます。月額費用は自由に設定することができ、最低価格は490円となっています。また、運営者は売り上げの70%を得ることができます。

企業とのタイアップ動画

企業から動画内で紹介して欲しいと頼まれて、動画で紹介し、リンクに流すだけで報酬を得ることができます。報酬は案件のジャンルや登録者数によって変わります。登録者数が多く、たくさんのユーザーを誘導することができる方は1本の動画で100万円以上の案件を獲得することもあります。

アフィリエイト

掲載したリンクからランディングページに誘導して、成果が発生した場合に報酬を獲得することができます。動画の概要欄にリンクを掲載するのが一般的になってきています。ブログよりも声や表情で信頼を獲得して購入に繋げることが可能です。

オリジナル商品販売

オリジナル商品を販売すればマージンを取られることなく、全て自分の利益にすることができます。

YouTube 収益化条件

Youtube から広告収入を得るには、パートナープログラムに申請し、許可される必要があります。その条件とは以下のものです。

  • 直近12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上
  • チャンネル登録者数が1,000人以上
  • 18歳以上であること
  • 広告掲載に適したコンテンツであること

特にチャンネル登録者数1,000人以上が壁になることも多いようです。ここで挫折される例もかなりあるようですね。

ここを乗り越えるには、こまめな動画の発信、コメントへの返事、動画のジャンルをスタトー時に入念に計画した方が良さそうです。