Ad Inserterはアフィリエイト広告をマネジメントするプラグイン
アフィリエイトでページ毎にバナー広告などを掲載すると、貼り付け作業だけでも大変な労力を必要とされます。また広告の内容を変更を必要とするときも同様です。Ad Inserterは、ページ上の任意の場所に広告コードを挿入するための多くの高度なオプションが提供されます。WordPress 内で広告を簡単に管理する方法を探している人には、このプラグインを強くお勧めします。
>> Ad Inserter 公式ページ
広告を掲載できる位置
コンテンツ内に広告を表示したい位置を指定することができるようになっています。テーマによって位置が異なることがあるので実際に表示して確認してください。
投稿記事だけに表示させる、任意のカテゴリやタグだけに表示させたり、カテゴリ内の任意のタグだけ表示させないといった組み合わせ指定も可能です。個別に掲載をしたい場合はショートコードをページ内に記述して表示させます。
- 投稿前
- コンテンツの前
- 段落の前(最初の段落から何番目かで指定)
- 段落の後ろ
- 前の画像
- 残像
- コンテンツの後ろ
- 投稿の後ろ
- フッター
- HTML要素(HTMLタグを指定)
サイドバーやフッターのウィジェットには、ショートコードで表示させることが可能なのでサイト内の広告を一元管理できて非常に便利です。
広告コードの記述
広告コードを黒い部分に記述します。複数の広告コードも記述できますが商品ごとにしたほうが管理はしやすくなります。(1~16)以上の広告を掲載できるので通常のアフィリエイトサイトなら十分管理可能といえるでしょう。
「リスト」ボタンでカテゴリやタグでの表示・非表示を指定、「手動」ボタンでショートコードを利用するかしないかを設定できます。
アフィリエイトを始める
基本的な仕組みはブログなどで広告主の商品を紹介し、その紹介された商品を消費者が購入することで成果報酬を得ることができます。これに対し、Google Adsenseは広告がクリックされると報酬を得られるクリック課金型(2024年インプレッション型に変更されました。)になっています。
アフィリエイトは2種類に分類されます。
【クリック型】広告がクリックされたら報酬が発生する(報酬額が低い)
【成果報酬型】広告の商品が購入されたら報酬が発生する(数千~とクリック型より高め)
アフィリエイトはインターネットを使った広告手法の1つです。手軽に始められるものですが、収益を上げるのは簡単でないという側面を持っています。収益を上げるには仕組みや、やり方を理解したうえで行いましょう。また、PCやモバイル端末ユーザーの50%以上が広告ブロックを利用している状況下になっています。画像で作成した広告バナーは表示されなかったり、読み飛ばされてしまうこと多く、ユーザーに読んでもらうための努力が必要になっています。
PV(ページビュー)の伸ばし方
サイトに人を呼び込む手段は今でも検索エンジンからの流入とSNSからの流入を得ることに大別されます。検索エンジンからの流入者は商品を買うことが目的の積極的なユーザーが多く、SNSは購入目的の人は少なめなのが特徴のようです。そのため、アフィリエイトの収益を高めるには、検索エンジンからの流入を増やすことSEO(検索エンジン最適化)を考慮しておくべきではないでしょうか。2024年GoogleはアフィリエイトサイトよりECサイトや口コミサイトを優先する傾向に変更してきています。既にサイトを運用されている場合は、チェックすることをお勧めします。
アフィリエイトのSEOは特定のキーワードのみを上位表示させるのではなく、幅広いキーワードに対応しかつアクセスアップを常に繰り返すことが必要です。対応したキーワードのボリュームが少ないと流入の絶対数が限られクリックも低い結果を生み出すことになります。PV(ページビュー)の伸ばす手順の一つとして以下をご紹介しておきます。
- 記事化できるジャンルを決める
- 記事を読む人はどんな悩みを抱えているかを考える
- キーワードを見つける
- キーワードの方向性を意識し、悩みを解決する高品質な記事に仕上げる
コンテンツを作る時には以下の上位に表示されてサイトの傾向なども意識してみてはいかがでしょうか。
上位に表示されているサイトの傾向
- 検索キーワードと関連性が強いページが評価されている
- オリジナル性の高いページが評価されている
- 効果的な更新を行っているページが評価されている
- ドメインの力が強いページが評価されている
プラグインの注意点
WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、ウェブサイトに様々な機能を持たせる事が出来ます。
プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。
プラグインとは機能を拡張するためのツールです。コアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。
WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)
メリット
- 必要な機能を簡単に導入することができる
- 管理画面だけで柔軟に対応できる
- 難易度の高いコーディングをしなくてすむ
- アップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれる
デメリット
- 数が多くなると、サイトが重くなる
- 数が多くなると、管理しきれなくなる
- 他と競合したり、バグがあったりするものもある
- サポートが途中で終わるものもある
プラグイン・エラーの対処
プラグインはインストール時や更新時にエラーを起こしてしまうことがあります。エラーによってはサイトが表示できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトを利用できなくなったりすることもあります。
プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。
※万一の不測の事態に備え「BackWPup」、「UpdraftPlus」、「Duplicator」などのプラグインやレンタルサーバーの機能を使ってバックアップを取るようにしましょう。
プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。万一の事態に備えレンタルサーバーのバックアップ機能を確認しておきましょう。