AdSense Invalid Click Protectorはアドセンス狩りを保護するプラグイン
AdSense Invalid Click Protectorはアドセンス狩りを保護するプラグインです。通常とは異なる無効なクリック操作やクリック爆弾から保護するのに役立ちます。規約に従い、Googleはこれらの無効なクリック操作やクリック爆弾に対して一切の責任を負わず、常にアドセンス掲載者に責任を負わせます。広告配信の制限やアカウント停止・削除のリスクにさらされているのです。
このプラグインは WordPress の最新3回のメジャーリリースに対してテストされていません。もうメンテナンスやサポートがされていないかもしれず、最新バージョンの WordPress で使用した場合は互換性の問題が発生する可能性があります。
AdSense Invalid Click Protectorの使い方
AdSense Invalid Click Protector は、同一ユーザーから指定した回数アドセンス広告がクリックされたらブロックしてくれます。誤ってクリックしてしまう自己クリックやアドセンス狩りと呼ばれる第三者による嫌がらせを回避することができるようになります。
- AdSense Invalid Click Protectorでできることは、同一ユーザーから指定した回数アドセンス広告がクリックされたらブロックしてくれます。
- インストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加 → 検索 → AdSense Invalid Click Protectorで検索 → インストール → 有効
管理画面・ダッシュボードから → AdSense Invalid Click Protectorと進み以下の項目をチェック・変更します。ほとんどの場合デフォルトで大丈夫です。
- Set the Ad Click Limit(広告のクリック制限回数)
- Click Counter cooke Expiration(cookeの有効期限)
- Set the Visitor Ban Duration(禁止期間)
wordpress.org で公開されているテーマは無料で利用できることが魅力ですが、カスタマイズやプラグインの導入などが必要です。その点、有料テーマはカスタマイズの柔軟性が高く、プラグインを利用しなくてもサイトの運用が可能です。
プラグインの注意点
プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。
プラグインとは機能を拡張するためのツールです。コアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。
WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)
メリット
- 必要な機能を簡単に導入することができる
- 管理画面だけで柔軟に対応できる
- 難易度の高いコーディングをしなくてすむ
- アップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれる
デメリット
- 数が多くなると、サイトが重くなる
- 数が多くなると、管理しきれなくなる
- 他と競合したり、バグがあったりするものもある
- サポートが途中で終わるものもある
アドセンスを始めるときの注意点
サイトをGoogleの審査を受けて、認められれば広告を載せるようにできるものです。始めるとき注意したいのはアカウントは原則一人一つまでしか取得できないこと、「利用規約」や「プログラムポリシー」などがあり、違反してしまうと、場合によってはアカウントの停止になって、収益を確保できなくなってしまうこともあります。
- 「広告」か「スポンサードリンク」の表記がない
- ファーストビューが広告で占められている
- 他のコンテンツと広告が重なっている
- ユーザーが誤クリックする位置に設置する
- ポップアップに広告を表示する
- スクロール追従で広告を表示する
- 規定数以上の広告を設置する
アドセンス広告の種類
広告の種類にも注意しましょう。自動広告でおまかせしておくこともできますが、自分で選びたい場合は下記の中から選ぶこともできます。
- ディスプレイ広告
- インフィード広告
- 記事内広告
アドセンス自動広告
- 機械学習を使用して広告が自動的に最適化される
- アドセンスに広告掲載の処理を任せ、利用規約に簡単に準拠
- テキスト&ディスプレイ広告、インフィード広告、イン記事広告、一致コンテンツ、アンカー広告、ビネット広告を最適なタイミングで自動的に表示
- Webサイトにすでに掲載されている広告コードは考慮されるため、競合は発生しない
- ページレベルの広告は自動広告に移行されているため、ページレベルの広告で機能する
アドセンスでしてはいけないこと
アドセンスを運用するうえでしてはいけないことがことがあります。十分注意しましょう。
- 自分で広告をクリックしてはいけない
- サービスの詳細を自分のブログなどで公開してはいけない
- 不適切なコンテンツへの掲載(タバコ・アルコール・ギャンブル・ヘルスケア等)
- しないといけないこと、アドセンス狩りに備えておく
アドセンスでは、『無効なトラフィックとは、広告主様の費用やサイト運営者様の収益を作為的に増やす可能性のあるクリックやインプレッションのことです。無効なトラフィックには、意図的な不正トラフィックや偶発的クリックが含まれます。』と定義されています。
自分でページを開くことはもちろん、友人や家族による閲覧も時には無効なトラフィックとされることがあるので注意が必要です。アドセンスに無効なトラフィックと判断されると広告掲載が停止されたり、アカウントが停止されてしまうことがあります。
アドセンス規約違反の場合は警告が表示されたりしますが、自分のサイトをうっかり開きすぎたりしてしまったような軽度の場合には何も警告されないことが多いようです。このような場合には何もしなくても一定期間後に広告掲載が再開されます。