Easy Access Reusable Blocksは再利用ブロックを管理するプラグイン

Screenshot of ja.wordpress.org

グーテンベルクに採用されている「再利用ブロック」はサイト内で使いまわしたいコンテンツをブロックとして指定できる非常に便利なWordPressプラグインです。ただ、再利用数が多くなってしまうと管理がやや面倒になります。Easy Access Reusable Blocksを利用すると一覧で表示されるので、内容の確認や修正が簡単になります。また、「ショートコード」を作成してくれるので、ショートコード貼り付けるだけで内容を表示させることもできます。

このプラグインは WordPress の最新3回のメジャーリリースに対してテストされていません。もうメンテナンスやサポートがされていないかもしれず、最新バージョンの WordPress で使用した場合は互換性の問題が発生する可能性があります。

Easy Access Reusable Blocks

WordPress.orgEasy Access Reusable Blocks
有効インストール400+
WordPressバージョン5.6以上
検証済み最新バージョン5.9.4
PHPバージョン5.6以上
Easy Access Reusable Blocks

Easy Access Reusable Blocks使い方

Easy Access Reusable Blocksをインストールすると、ダッシュボードのメニューに「再利用ブロック」が追加されます。ここには、再利用ブロックとして登録されたブロックの一覧が表示されます。内容を変更したければ、記事の編集と同様に作業をすることができます。

再利用ブロックにショートコードがつけられるので、このショートコードをこの画面よりコピーしページに貼り付けることでも再利用ブロックを表示させることができます。

◆再利用ブロックの作り方

「新規追加」ボタンで再利用ブロックを作成することもできます。ボタンをクリックすれば通常の編集モードが表示され投稿記事を編集するのと同じ作業ができます。

「再利用ブロックに追加」で追加しているブロックもこの一覧に表示され編集することが可能です。

Easy Access Reusable Blocksをインストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加と進みます。そして、検索 → Easy Access Reusable Blocks で検索 → インストール → 有効化すれば利用できるようになります。

プラグインの注意点

プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。

プラグインとは機能を拡張するためのツールです。コアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。

WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)

プラグインのメリット・デメリット

メリットデメリット
必要な機能を簡単に導入することができる数が多くなると、サイトが重くなる
管理画面だけで柔軟に対応できる数が多くなると、管理しきれなくなる
難易度の高いコーディングをしなくてすむ他と競合したり、バグがあったりするものもある
アップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれるサポートが途中で終わるものもある
プラグイン導入のメリット・デメリット

有料テーマのメリット

WordPressには大きく分けると有料テーマと無料テーマの2種類があります。一般的には無料テーマは無償で利用でき、wordpress.orgのテーマディレクトリや開発者のサイトなどからダウンロードすることで利用できるようになっています。テーマディレクトリからダウンロードして利用できるものの他に、有料で配布される有料テーマがあります。利用するメリットには以下のものがあげられます。

  • デザイン性が高くなる
  • 業種・目的に合ったテーマを選びやすい
  • カスタマイズをしなくても使える
  • プラグイン・ウィジェットの機能が充実している
  • 記事の装飾機能が充実している
  • 記事の作成に集中できる
  • 無料テーマよりもSEOが強い

有料WordPressテーマを比較

WordPressは圧倒的なシェアをほこるCMS(ブログなどのコンテンツを運用管理するシステム)です。誰でも簡単にブログやアフィリエイトサイトを作ることができ、機能も豊富でカスタマイズやデザインの自由度も高いため、思い通りのメディアを作ることがでるといえます。無料ブログのように、運営会社側の広告が表示されたり、自分が貼る広告に制限がかかることがなく、さらにSEO(検索エンジン最適化)にも優利な作りになっているため、集客や収益化に強いといった特長があります。