Cocoonはアフィリエイト広告を貼る仕組みが充実したWordPressテーマ
Cocoonでアフィリエイト
Cocoonテーマでアフィリエイトを行うのは、非常に多くのユーザーが実践している一般的な方法です。Cocoonは、アフィリエイトを行う上で役立つ機能が豊富に搭載されており、初心者から上級者まで使いやすいテーマです。
アフィリエイトをCocoonテーマで行うための基本的なステップと、役立つ機能について解説します。
Cocoonでアフィリエイトを行う基本的なステップ
- ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)への登録:
- まずは、A8.net、もしもアフィリエイト、ValueCommerce、afb(旧アフィリエイトB)、LinkShareなどのASPに登録します。
- 複数のASPに登録することで、扱える商品やサービスが増え、報酬率の良い案件を選べるようになります。
- 提携したい広告案件の選択:
- ASP内で、ご自身のブログのテーマや読者層に合った商品やサービスの広告案件を探し、提携申請を行います。
- 広告コードの取得:
- 提携が承認されたら、ASPから広告コード(HTMLコード)を取得します。これは、アフィリエイトリンクやバナーなどの形で提供されます。
- Cocoonでの広告の設置:
- 取得した広告コードをCocoonテーマのブログ記事やウィジェットなどに設置します。
Cocoonでアフィリエイトを行う際に役立つ機能
Cocoonには、アフィリエイトを効率的に行うための便利な機能が多数搭載されています。
- 広告コード管理(Cocoon設定 > 広告):
- ASPから取得した広告コードを一元的に管理できます。これにより、複数の広告を使い回したり、記事ごとに設定したりするのが容易になります。
- 「広告の挿入」ブロックを使うことで、記事中に簡単に登録した広告を挿入できます。
- ブログカード(内部リンク・外部リンク):
- アフィリエイトしたい商品やサービスの公式サイトへのリンクを、見栄えの良いブログカード形式で表示できます。読者のクリック率向上に繋がります。
- ランキング作成機能:
- 商品やサービスのランキング形式の記事を作成する際に、見た目を整えやすい機能があります。比較検討する読者にとって非常に役立ちます。
- ボタンブロック:
- 「公式サイトはこちら」「詳しく見る」などのCTA(Call To Action)ボタンを簡単に作成できます。デザインもカスタマイズ可能です。
- 定型文(Cocoon設定 > 定型文):
- よく使うアフィリエイトの免責事項や注意書きなどを定型文として登録しておき、記事中に簡単に挿入できます。
- 高速化機能(Cocoon設定 > 高速化):
- アフィリエイトサイトは画像が多くなりがちですが、Cocoonの高速化機能(キャッシュ、画像遅延読み込みなど)を利用することで、サイト表示速度を向上させ、ユーザーエクスペリエンスを高めることができます。
- SEO対策機能:
- メタディスクリプション、XMLサイトマップ、構造化データなど、アフィリエイトサイトの検索エンジンからの集客に重要なSEO機能が充実しています。
- マイクロコピー(Cocoon設定 > マイクロコピー):
- ボタンや見出しなどに、読者の行動を促すための短いテキスト(マイクロコピー)を効果的に配置できます。
Cocoonでアフィリエイトを行う際のポイント
- 読者の役に立つ情報を提供する:
- 単に広告を貼るだけでなく、読者の悩み解決や情報収集に役立つ質の高いコンテンツを作成することが重要です。
- 商品のレビューや使い方、比較記事など、具体的な情報を提供しましょう。
- 信頼性を高める:
- 実際に使用した感想や体験談を交えることで、記事の信頼性が向上します。
- 良い点だけでなく、デメリットや注意点なども正直に記載することで、読者からの信頼を得られます。
- 継続的にコンテンツを更新する:
- 検索エンジンからの評価を高めるためにも、定期的に記事を更新し、新しい情報を提供しましょう。
- 法令遵守:
- アフィリエイト広告を行う際は、景品表示法や薬機法など、関連する法律を遵守する必要があります。特に、効果効能を謳う際は注意が必要です。
※最新の情報を公式ページで確認ください
Cocoonにアフィリエイト広告を掲載
WordPressテーマ「Cocoon」にアフィリエイト広告を掲載する方法はいくつかあります。目的や広告の種類によって最適な方法を選びましょう。
1. Cocoonのアフィリエイトタグ機能を使う(おすすめ)
Cocoonには、アフィリエイト広告を一元管理できる便利な機能があります。
- アフィリエイトASPで広告コードを取得: A8.net、もしもアフィリエイトなど、利用しているASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)で、掲載したい広告のコード(HTMLタグ)をコピーします。
- Cocoonにアフィリエイトタグを登録:
- WordPressの管理画面から「Cocoon設定」を開きます。
- 左メニューの「アフィリエイトタグ」をクリックします。
- 「新規追加」をクリックします。
- タイトル: 広告が何の広告か分かりやすい名前をつけます(例: 「A8_〇〇サービス」)。
- 内容: ASPからコピーした広告コードを貼り付けます。
- 「エディターのリストに表示」にチェックが入っていることを確認し、「保存」をクリックします。
- 記事内にアフィリエイトタグを挿入:
- 投稿の編集画面を開きます。
- 広告を挿入したい場所にカーソルを合わせ、ブロックエディターの「+」ボタンをクリックします。
- 「アフィリエイトタグ」ブロックを選択し、先ほど登録した広告のタイトルを選択します。
- ショートコード(例:
[affi id=2]
)が挿入されます。プレビューすると、登録した広告が表示されます。
メリット:
- 広告コードを一元管理できるため、後から修正や変更がしやすいです。
- 記事ごとに挿入する際にショートコードで済むため、管理が楽です。
- 中央寄せなどの表示設定も可能です。
2. カスタムHTMLブロックを使う
個別の記事に直接広告コードを貼り付けたい場合に利用します。
- アフィリエイトASPで広告コードを取得: 掲載したい広告のコード(HTMLタグ)をコピーします。
- 記事内にカスタムHTMLブロックを挿入:
- 投稿の編集画面を開きます。
- 広告を挿入したい場所にカーソルを合わせ、「+」ボタンをクリックします。
- 「カスタムHTML」ブロックを選択します。
- コピーした広告コードを貼り付けます。
メリット:
- 手軽に広告を挿入できます。
デメリット:
- 同じ広告を複数箇所に掲載する場合、それぞれにコードを貼り付ける手間がかかります。
- 広告コードを変更したい場合、掲載しているすべての場所で修正が必要です。
3. Cocoonの広告設定機能を使う(Google AdSenseなどに利用)
Google AdSenseのような自動広告や、サイト全体に共通して表示したい広告の場合に利用します。
- 広告コードを取得: Google AdSenseなどで広告コードを取得します。
- Cocoonの広告設定に貼り付け:
- WordPressの管理画面から「Cocoon設定」を開きます。
- 「広告」タブをクリックします。
- 「広告コード」の欄に取得した広告コードを貼り付けます。
- 「広告の表示位置」で、広告を表示したい場所にチェックを入れます(例: 本文上、本文下、サイドバーなど)。
- 「変更をまとめて保存」をクリックします。
メリット:
- サイト全体にわたって広告を自動的に表示できるため、手間が省けます。
- 表示位置の調整が簡単です。
補足:
- Google AdSenseの自動広告を使用する場合は、「その他のアクセス解析・認証コード設定」の「ヘッド用コード」にAdSenseのコードを貼り付ける方法もあります。
- 広告コードを貼り付けた後、サーバーのセキュリティ設定(WAFなど)によっては403エラーで保存できない場合があります。その場合は、サーバーのWAF設定を変更する必要があるかもしれません。
その他のポイント
- PR表記設定: ステマ規制に対応するため、Cocoonには「記事内に広告が含まれています」などのPR表記を自動で挿入する機能があります。「Cocoon設定」の「広告」タブにある「PR表記設定」で設定できます。
- 広告の中央揃え: 広告を中央揃えにしたい場合は、以下のいずれかの方法を試してみてください。
- カスタムHTMLブロックで広告コードの前後に
<center>
と</center>
タグを挿入する。 - Cocoonのアフィリエイトタグ機能で登録したショートコードを、ブロックエディターで中央寄せにする。
- カスタムHTMLブロックで広告コードの前後に
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Cocoonにアフィリエイト広告を掲載するときの注意点
Cocoonは多機能でアフィリエイトにも適したテーマですが、いくつか気を付けるべき点があります。
以下に主な注意点をまとめました。
1. 広告の表示位置と配置の最適化
- 視認性の良い位置に配置する: 記事の上部、H2見出しの下、記事の終わりなど、ユーザーの目に留まりやすい位置に配置しましょう。
- コンテンツを邪魔しない: 広告が多すぎたり、コンテンツを覆い隠すような配置はユーザー体験を損ね、離脱につながります。特にモバイルでの表示を確認し、スクロールを妨げないか確認しましょう。
- 関連性の高い広告を選ぶ: 記事の内容と関連性の高い広告を掲載することで、クリック率や成約率の向上が期待できます。
2. 広告コードの管理と挿入方法
- Cocoonの「広告コード」機能を使う: Cocoonには「Cocoon設定」→「広告」タブで広告コードを一元管理できる機能があります。これを使うと、記事ごとに広告を挿入する手間が省け、後から修正する際も楽です。
- ウィジェットを活用する: サイドバーやフッターなど、特定の場所に広告を固定表示させたい場合は、ウィジェットに広告コードを挿入する方法が便利です。
- ショートコードの利用: 記事の途中に特定の広告を挿入したい場合は、Cocoonのショートコード機能(例:
[ad]
)を利用すると便利です。広告コードを直接記述するよりも、誤って削除するリスクを減らせます。 - テーマファイルを直接編集しない: テーマのアップデート時に変更が上書きされる可能性があるため、特別な理由がない限り、
functions.php
などのテーマファイルを直接編集して広告を挿入するのは避けましょう。子テーマを使用している場合でも、上記のCocoonの機能やウィジェットの利用が推奨されます。
3. 規約の遵守(ASP、Google AdSenseなど)
- ASPの規約を確認する: 利用しているASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)ごとに、広告の掲載方法や禁止事項(例: 景品表示法に違反する表現、誇大広告など)が定められています。必ず規約を確認し、遵守しましょう。
- Google AdSenseのポリシー: Google AdSenseを利用している場合、広告の配置や表示に関する厳格なポリシーがあります。特に、コンテンツと広告の区別を明確にすること、誤クリックを誘発しないことなどが重要です。規約違反はアカウント停止につながる可能性があります。
- 景品表示法・薬機法など関連法規の遵守: アフィリエイト広告に限らず、インターネット上で情報発信する際には、景品表示法や薬機法など、関連法規の遵守が必須です。特に、健康食品や化粧品などのアフィリエイトを行う場合は注意が必要です。
4. 広告の表示速度への影響
- 多すぎる広告は表示速度を低下させる: 広告はページの表示速度に影響を与える可能性があります。特に、多くの画像やスクリプトを含む広告を大量に表示すると、サイトが重くなり、ユーザー体験を損ねることがあります。
- Lazy Loadの設定: Cocoonには画像の遅延読み込み(Lazy Load)機能があります。広告画像にも適用できる場合があるので、設定を確認してみましょう。
- 表示速度の最適化: 広告以外の部分でも、画像の最適化、キャッシュプラグインの利用など、サイト全体の表示速度向上に努めましょう。
5. 広告の識別とユーザーへの配慮
- 広告であることを明記する: 読者に広告であることを明確に伝えるため、「スポンサーリンク」「PR」「広告」などの表記を適切に行いましょう。これはASPの規約やGoogle AdSenseのポリシーでも求められる場合があります。
- 過剰な広告の表示を避ける: ユーザーにとって不快にならないよう、広告の数を適切に管理しましょう。ユーザーの利便性を損ねると、サイトの信頼性が低下する可能性があります。
6. レスポンシブデザインへの対応
- モバイル表示の確認: スマートフォンやタブレットでの表示が適切に行われているか、必ず確認しましょう。PCでは問題なくても、モバイルで広告が崩れていたり、コンテンツを覆い隠したりする場合があります。Cocoonはレスポンシブデザインに対応していますが、個別の広告コードによっては調整が必要な場合もあります。
7. 成果測定と改善
- 効果測定ツールを活用する: Google Analyticsなどのアクセス解析ツールや、ASPのレポート機能を利用して、広告のクリック率や成約率を定期的に確認しましょう。
- PDCAサイクルを回す: 成果が思わしくない場合は、広告の配置、種類、数などを変更し、効果を比較しながら改善を繰り返しましょう。
これらの注意点を踏まえ、読者にとって有益な情報を提供しつつ、効果的なアフィリエイト運用を目指してください。