Blog FSE(WordPressテーマ)はアフィリエイトに使えるか
Blog FSEでアフィリエイト
WordPressテーマ「Blog FSE」でアフィリエイトを行うのは可能です。フルサイト編集(FSE)に対応したテーマは、ブロックエディターを使ってサイト全体のデザインやレイアウトを自由にカスタマイズできるのが特徴です。アフィリエイトを行う上で、これらのFSEの機能をどのように活用できるか、また一般的なアフィリエイトの始め方について解説します。
WordPress FSEテーマでのアフィリエイトのポイント
WordPressのFSEテーマでアフィリエイトを行う際に、特に意識すると良い点は以下の通りです。
- アフィリエイトリンクの挿入
- ブロックエディターの活用: FSEテーマでは、投稿や固定ページ内のアフィリエイトリンクの挿入もブロックエディターで行います。テキストブロックに直接リンクを貼り付けたり、ボタンブロックを使ってCTA(Call to Action)としてリンクを配置したりできます。
- 再利用ブロック/パターン: 頻繁に使うアフィリエイトの免責事項や、特定の商品の紹介ブロックなど、繰り返し使用するコンテンツは「再利用ブロック」や「パターン」として登録しておくと便利です。これにより、作業効率が向上し、デザインの一貫性も保てます。
- アフィリエイト免責事項の表示: 読者に対してアフィリエイトリンクであることを明確にするための免責事項は、投稿ごとに表示することが推奨されています。FSEテーマでは、カスタムブロックやテンプレートパーツを活用して、自動的に免責事項を表示させることも可能です。
- デザインとレイアウトの最適化
- テンプレート/テンプレートパーツの編集: FSEでは、ヘッダー、フッター、サイドバーなどのサイト全体の構造をブロックで編集できます。アフィリエイト広告を効果的に配置するために、これらのテンプレートやテンプレートパーツを調整することが重要です。例えば、記事下やサイドバーに目立つ広告スペースを設けるなど。
- ブロックパターンの活用: FSEテーマには、あらかじめデザインされたブロックパターンが用意されていることが多いです。これらを活用して、魅力的な商品紹介セクションやランキング形式のコンテンツなどを簡単に作成し、アフィリエイトの成約率を高めることができます。
- テーマのカスタマイズ:
theme.json
ファイルを通じて、サイト全体の配色、タイポグラフィ、スペーシングなどのデザインを細かく制御できます。これにより、ブランドイメージに合ったサイトを作成し、読者に信頼感を与えることができます。
- 収益化のための戦略
- Google AdSense: クリック型広告であるGoogle AdSenseは、WordPressサイトに簡単に導入できます。FSEテーマでも、カスタムHTMLブロックなどで広告コードを挿入することで表示可能です。
- ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)型アフィリエイト: A8.net、もしもアフィリエイト、ValueCommerceなど、複数のASPに登録し、ブログのジャンルに合った商品やサービスを選定します。FSEテーマの柔軟なレイアウト機能を使って、商品レビュー記事や比較記事などで魅力的に紹介しましょう。
- 物販アフィリエイト: Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトなど、物販系のアフィリエイトも人気です。FSEテーマのブロック機能で、商品の画像やリンクを簡単に挿入できます。
アフィリエイトの始め方(一般的な手順)
「Blog FSE」テーマを使うかどうかにかかわらず、アフィリエイトを始める上での基本的なステップは以下の通りです。
- WordPressでブログを作成する:
- レンタルサーバーの契約(エックスサーバー、ConoHa WINGなど)
- 独自ドメインの取得
- WordPressのインストール
- 「Blog FSE」テーマのインストールと有効化
- 扱うジャンル・テーマを決める:
- 自身の興味関心がある分野や、専門性を発揮できる分野を選ぶと継続しやすいです。
- 市場の需要や広告主の多さも考慮すると良いでしょう。
- 記事の主題となるキーワードを選定する:
- 読者の検索意図を考慮し、需要のあるキーワードを選定します。SEO対策の基本です。
- 複数のASPに登録する:
- 上記で挙げたようなASPに登録し、提携したい広告プログラムを申請します。
- アフィリエイト商品を選定する:
- 自分が使ってみて良かったもの、自信を持って紹介できるものを選びましょう。
- ブログ記事を作成する:
- 読者の疑問を解決できるような、質の高い記事を作成します。
- 選定したアフィリエイト商品を自然な形で紹介し、アフィリエイトリンクを設置します。FSEテーマのブロックエディターを最大限に活用し、視覚的に魅力的な記事に仕上げましょう。
- 集客(SEO対策、SNSなど):
- 検索エンジンからのアクセスを増やすためにSEO対策を行います。
- SNSでの発信や、有料広告なども検討します。
- 成果分析と改善:
- Google Analyticsなどでアクセス状況やコンバージョン率を分析し、記事の内容やアフィリエイトリンクの配置などを改善していきます。
WordPressのフルサイト編集はまだ進化途上の機能ですが、その柔軟性を活かせば、より独自性の高いアフィリエイトサイトを構築できる可能性を秘めています。
※最新の情報を公式ページで確認ください
Blog FSEにアフィリエイト広告を掲載する
「Blog FSE」でアフィリエイト広告を掲載する方法ですね。Blog FSEはフルサイト編集(FSE)に対応したブロックテーマなので、通常のWordPressテーマとは少し異なるアプローチが必要です。
主に以下の方法でアフィリエイト広告を掲載できます。
1. カスタムHTMLブロックを使用する
これが最も直接的で簡単な方法です。アフィリエイトASPから提供されるHTML形式の広告コードを直接貼り付けます。
手順:
- WordPressの投稿またはページを編集する際、Gutenbergエディタ(ブロックエディタ)を開きます。
- 広告を挿入したい場所に「+」アイコンをクリックし、ブロックを追加します。
- 「カスタムHTML」ブロックを検索して選択します。
- 広告ASPから提供されたアフィリエイト広告のHTMLコードを、このカスタムHTMLブロックに貼り付けます。
- プレビューで広告が正しく表示されるか確認し、投稿/ページを更新または公開します。
メリット:
- 最も簡単で直感的な方法。
- 特定の投稿やページにピンポイントで広告を配置できる。
デメリット:
- 多数の広告を管理する場合、個別に貼り付ける手間がかかる。
- サイト全体や特定のテンプレートに広告を自動的に表示させるには不向き。
2. 再利用可能ブロックまたはパターンを作成する
同じ広告を複数の場所で使い回したい場合に非常に便利です。
手順:
- 上記「カスタムHTMLブロックを使用する」の手順で、まず広告をカスタムHTMLブロックとして追加します。
- 追加したカスタムHTMLブロックを選択し、ツールバーに表示される縦三点リーダー(その他のオプション)をクリックします。
- 「再利用可能ブロックを作成」または「パターンを作成」を選択します。
- ブロックに分かりやすい名前を付け、保存します。
- 以降、他の投稿やページでこの広告を挿入したい場合は、「+」アイコンから「再利用可能ブロック」または「パターン」タブを開き、保存したブロックを選択するだけで挿入できます。
メリット:
- 同じ広告を複数の場所に簡単に再利用できる。
- 再利用可能ブロックの内容を変更すれば、そのブロックを使用しているすべての箇所に自動的に変更が適用されるため、管理がしやすい。
デメリット:
- 初回設定の手間がある。
3. ショートコードブロックを使用する(一部のアフィリエイトプラグインやカスタム開発の場合)
アフィリエイト広告を管理するプラグイン(例: Pretty Links, AAWPなど)によっては、ショートコードで広告を呼び出せる場合があります。また、PHPの知識があれば、テーマのfunctions.php
にカスタムショートコードを登録して、特定の広告コードを出力することも可能です。
手順(プラグインの場合):
- アフィリエイト広告管理プラグインをインストールし、設定します。
- プラグインで広告を登録し、生成されたショートコードをコピーします。
- WordPressの投稿またはページを編集する際、「ショートコード」ブロックを追加します。
- コピーしたショートコードをショートコードブロックに貼り付けます。
メリット:
- より高度な広告管理が可能(クリック計測、ローテーション表示など)。
- ショートコードを貼り付けるだけで広告が表示されるため、コードを直接触る必要がない。
デメリット:
- 追加のプラグインが必要になる場合がある。
- カスタム開発の場合はPHPの知識が必要。
4. フルサイト編集(FSE)のテンプレートを直接編集する
Blog FSEのようなブロックテーマでは、サイトエディター(外観 > エディター)からヘッダー、フッター、投稿テンプレートなど、サイトのあらゆる部分をブロックで直接編集できます。これにより、特定の場所に常に表示される広告を配置することが可能です。
手順:
- WordPressダッシュボードから「外観」>「エディター」に移動します。
- 編集したいテンプレート(例: Single Post Template – 投稿ページ、Index Template – ブログ一覧ページなど)を選択します。
- テンプレートの編集画面で、広告を挿入したい場所に「カスタムHTML」ブロックまたは「ショートコード」ブロックを追加し、広告コードを貼り付けます。
- 変更を保存します。
メリット:
- サイト全体または特定の種類のページに広告を自動的に表示できる。
- ヘッダーやフッターなど、通常コンテンツエリア外の場所に広告を配置できる。
デメリット:
- 誤った変更はサイトの表示に影響を与える可能性があるため、慎重な操作が必要。
- FSEの基本的な操作に慣れている必要がある。
重要な注意点:
- アフィリエイト広告の規約: 利用しているアフィリエイトASPの規約をよく読み、広告の表示方法や禁止事項を確認してください。
- 広告表示位置の検討: ユーザーエクスペリエンスを損なわないよう、広告の表示位置や量を慎重に検討しましょう。
- パフォーマンスへの影響: 多くの広告を掲載すると、サイトの表示速度に影響を与える可能性があります。ページの表示速度を定期的にチェックし、最適化を心がけましょう。
- モバイルフレンドリー: 広告がモバイルデバイスでも適切に表示されるか確認してください。
Blog FSEはFSEに対応しているため、サイトエディターでの作業が非常に強力です。まずはカスタムHTMLブロックを使って特定の記事に広告を掲載してみて、慣れてきたら再利用可能ブロックやテンプレート編集に挑戦してみるのがおすすめです。
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Blog FSEにアフィリエイト広告を掲載するときの注意点
「Blog FSE」でアフィリエイト広告を掲載する際の注意点は、一般的なアフィリエイト広告の注意点に加え、FSE(フルサイト編集)テーマならではの特性を考慮する必要があります。
一般的なアフィリエイト広告の注意点
- ステマ規制の遵守(重要!): 2023年10月1日からステルスマーケティング規制が導入されています。広告であることを隠す行為は景品表示法違反となります。必ず「広告」「PR」「アフィリエイトリンクを含む」などの表示を、読者が一目でわかるように明記しましょう。消費者庁が推奨する表記方法(視野に最初に入る画面内に表示、他の情報に埋もれないようにする、など)を参考にしてください。
- ASPの規約遵守:
- リンクコードの無断改変禁止: ASPから提供された広告コードは、原則として改変してはいけません。規約違反となることが多いです。URLだけを抜き出して使用するのも同様に注意が必要です。
- 自己アフィリエイトの禁止: 自分で自分のアフィリエイトリンクをクリックしたり、申し込みをしたりすることは、ほとんどのASPで禁止されています。リンクが正しく機能するか確認する程度に留めましょう。
- リンク先の制限: 商品リンクに使用できる画像ファイルや、リンク先に指定できるページURLに制限がある場合があります。
- ユーザー体験への配慮:
- 過度な広告掲載は避ける: 広告が多すぎると、読者に不快感を与え、サイトからの離脱を招く可能性があります。
- 広告の配置:
- 記事前半での外部リンク誘導に注意: 記事の冒頭や目次の上でいきなり外部リンクに飛ばすと、読者に不信感を与えかねません。記事内で商品を紹介している見出しへの内部リンクにするのがおすすめです。
- 読者の視線と購買意欲を考慮: 記事後半ほど読者は減る傾向にあるため、読者の購買意欲が高いと思われる場所(比較表の近く、商品のメリットを説明した後など)に設置するのが効果的です。
- 誤クリックの防止: 特にスマホで大きな画像バナーを設置すると、スクロール時に誤クリックを招きやすいので注意が必要です。
- 表示速度への影響: バナーリンクの画像サイズが大きすぎると、ブログの表示速度に悪影響を与える可能性があります。
- 広告の種類と特性の理解:
- テキストリンク: 広告感が少なくクリックされやすい傾向がありますが、視覚的なアピール効果は低いです。リンクの色や下線で分かりやすくしましょう。
- バナーリンク: 目立たせることができますが、設置しすぎると嫌われやすく、表示速度にも影響を与える可能性があります。
- 商品リンク: 自由度が高いですが、ファイルやURLの制限、そもそも作成できない広告がある点に注意が必要です。
- ボタンリンク: 色を目立たせたり、影や丸みをつけてボタン感を出す、マイクロコピー(ボタン内の短い誘導文)を挿入するなど、クリック率を高める工夫が有効です。
- 比較表: 比較検討中のユーザーのクリック率が高くなる傾向があります。必ずアフィリエイトリンクを設置しましょう。
- その他:
- 提携審査: 広告を掲載するには、広告プログラムごとに提携申請が必要です。審査なしで即時提携できるプログラムもあります。
- リンクの有効性確認: 定期的にアフィリエイトリンクが正常に動作するか確認しましょう。
WordPressテーマ「Blog FSE」における追加の注意点
FSE(フルサイト編集)テーマは、従来のテーマとは異なり、ブロックエディタを使ってサイト全体を視覚的に編集できるのが特徴です。そのため、アフィリエイト広告の掲載においても、以下の点を意識すると良いでしょう。
- ブロックエディタの活用:
- カスタムHTMLブロック: ASPから提供されるアフィリエイトコードはHTMLで記述されているため、WordPressのブロックエディタでは「カスタムHTMLブロック」を利用して貼り付けます。通常の段落ブロックに貼り付けても正常に表示されません。
- 同期パターン(Synced Patterns)の活用: FSEでは、再利用可能なブロックパターンを「同期パターン」として保存し、サイト内の複数の場所に挿入できます。頻繁に表示したいCTA(Call to Action)ブロックやアフィリエイトリンクを、目立つようにデザインして同期パターンとして保存しておくと、効率的に管理・配置できます。更新も一括で行えるため便利です。
- FSEテーマの特性と広告の相性:
- 軽量性とパフォーマンス: 多くのFSEテーマは軽量でパフォーマンスを重視しています。広告もサイトの表示速度に影響を与える可能性があるため、重いバナー画像などを多用しすぎないようにしましょう。
- グローバルスタイルでのデザイン統一: FSEテーマはグローバルスタイルでサイト全体の配色やフォントなどを一括で管理できます。広告のボタンの色などを、ブログのブランドカラーからずらして目立たせる場合も、サイト全体のデザインと著しく乖離しないように調整すると、プロフェッショナルな印象を保てます。
- レスポンシブデザインの確認: FSEテーマはレスポンシブデザインに対応していることが多いですが、実際に様々なデバイス(PC、タブレット、スマホ)で広告がどのように表示されるか、誤クリックを誘発しないかなどを必ず確認しましょう。
- SEO最適化: 多くのFSEテーマはSEOに最適化されています。広告の配置や量によってSEOに悪影響が出ないよう、コンテンツの質を維持しつつ、自然な形で広告を組み込むことを意識してください。
- テンプレート編集の理解: ヘッダー、フッター、投稿ページ、アーカイブページなどのテンプレートをFSEで編集できます。これらのテンプレートに広告を配置する際は、サイト全体のバランスやユーザーの流れを考慮して慎重に行いましょう。
「Blog FSE」はブログに特化したFSEテーマなので、コンテンツと広告のバランス、読者の読みやすさを特に意識してアフィリエイト広告を配置することが成功の鍵となります。