アフィリエイトコードの貼り付け方
アフィリエイトコードの貼り付け方
アフィリエイト広告の貼り付けは、利用するプラットフォーム(ブログ、ウェブサイト、SNSなど)によって異なりますが、基本的な流れは以下の通りです。
1. ASP (アフィリエイト・サービス・プロバイダ) の管理画面で広告リンク(または広告コード)を取得します。
- ASPにログインし、提携済みの広告プログラムの中から掲載したい広告を選びます。
- 広告リンク作成画面に進み、バナータイプ、テキストタイプなど、希望する広告形式を選択します。
- 生成されたHTMLコードやURLをコピーします。
2. 自分のプラットフォームに広告リンクを貼り付けます。
ブログ/ウェブサイトの場合:
- WordPress:
- ブロックエディタ: 「カスタムHTML」ブロックを選択し、コピーしたHTMLコードを貼り付けます。テキストリンクの場合は、通常のリンク挿入機能を使うこともできます。
- クラシックエディタ: テキストモードに切り替え、HTMLコードを貼り付けます。
- その他のCMSやHTMLサイト: 編集画面でHTMLコードを直接記述できる箇所に貼り付けます。テキストリンクの場合は、
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タグを使って手動で記述することも可能です。
SNSの場合:
- Twitter/Facebook/Instagramなど: テキスト投稿やプロフィール欄などに、コピーしたアフィリエイトURLを直接貼り付けます。画像と組み合わせて投稿することも効果的です。
- YouTube: 動画の説明欄にアフィリエイトURLを記載します。
メールマガジンの場合:
- HTML形式のメールであれば、HTMLコードを貼り付けることができます。テキスト形式のメールであれば、アフィリエイトURLをそのまま記載します。
貼り付けの際の注意点:
- 正確にコピー&ペーストする: コードが一部でも欠けていると、正しく広告が表示されなかったり、成果が計測されなかったりする可能性があります。
- 表示位置を考慮する: ユーザーに見やすく、クリックされやすい場所に設置しましょう。
- プラットフォームのルールを守る: 各プラットフォームには広告掲載に関するルールがある場合がありますので、確認しておきましょう。
アフィリエイトの基本的な仕組みはサイトやブログなどで広告主の商品を紹介し、その紹介された商品を消費者が購入することで成果報酬を得ることができます。Lightningはアフィリエイトで報酬を得るためのコンテンツ作りができます。
バナー広告やテキスト広告を記事に貼り付けるにはカスタムHTMLを使うことになります。コードはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)や提携先のスポンサー企業が用意したものを使用します。注意点はコードを改変してはいけないということです。コードを改変してしまうと正しく計測できなくなり、報酬が得られなくなったり、提携が打ち切られることもあります。
また、ブラウザの広告ブロックについても検証しておきましょう。画像によるバナーは多くの広告ブロックにより表示されなかったり、クリックされてもスポンサーサイトに移動しないことがあります。ページに広告を掲載した場合は、表示されるか、クリックされたら移動しているかも確認するようにしましょう。
※広告ブロック利用ユーザー率は2024年では約50%ほどと言われています。
この方法の問題点は、ページ毎に広告コードを記述しなければならないため掲載ページが多くなれば、作業時間が必要になること、どのページになんの広告を掲載しているのか管理が大変になることです。
アフィリエイトコードとは
アフィリエイトコードとは、アフィリエイトマーケティングにおいて、成果を追跡するために発行される固有の識別子のことです。
アフィリエイトコードの役割
アフィリエイトマーケティングは、企業(広告主)が自社の商品やサービスを宣伝してもらうために、個人やブログ、ウェブサイト(アフィリエイター)に成果報酬を支払う仕組みです。この仕組みの中で、アフィリエイトコードは以下の重要な役割を担っています。
- 成果の計測: アフィリエイターが自身のウェブサイトやSNSなどに掲載した広告を通して、ユーザーが商品を購入したり、サービスに申し込んだりした場合、その成果がどのアフィリエイター経由で発生したのかを特定するためにアフィリエイトコードが使われます。
- 報酬の支払い: アフィリエイトコードによって成果が正確に計測されることで、アフィリエイターに適切な報酬が支払われます。
アフィリエイトコードの種類と形式
アフィリエイトコードは、通常、以下のような形式で提供されます。
- リンクコード(アフィリエイトリンク): 最も一般的な形式で、HTMLコードの形で提供されます。このコードをウェブサイトやブログに貼り付けると、バナー広告やテキストリンクとして表示され、ユーザーがクリックすると広告主のサイトへ遷移します。このリンクの中にアフィリエイター固有の識別子が含まれています。
- 個別コード: リンク形式ではなく、英数字の羅列で構成される割引コードやプロモーションコードとして発行される場合もあります。ユーザーが購入時にこのコードを入力することで、割引が適用されるとともに、どのアフィリエイター経由での購入かが識別されます。
アフィリエイトコードの取得と使い方
アフィリエイトコードは、アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)の管理画面から取得できます。
- ASPへの登録: まず、ASPに登録し、提携したい広告プログラムを選びます。
- 提携申請・承認: 広告主への提携申請を行い、承認されると、そのプログラムのアフィリエイトコードを取得できるようになります。
- サイトへの掲載: 取得したアフィリエイトコードを自身のブログ記事やウェブサイト、SNSなどに貼り付けます。
アフィリエイトコードは、アフィリエイト活動において成果を正確に測定し、報酬を受け取るために不可欠なものです。
アフィリエイトコードに関する注意点
アフィリエイトコードを利用する際は、いくつか注意すべき点があります。これらを理解し、適切に対処することで、トラブルを避け、スムーズな運営を行うことができます。
1. 提携プログラムの規約を遵守する
アフィリエイトプログラムにはそれぞれ利用規約があります。これらは、報酬の支払い条件、禁止事項、プロモーション方法の制限など、多岐にわたります。
- 禁止事項の確認: 虚偽の広告、スパム行為、特定のキーワードでのSEO対策の禁止など、各プログラムによって異なります。違反した場合、報酬の剥奪やアカウント停止のリスクがあります。
- プロモーション方法: ソーシャルメディアでの共有、ブログ記事での紹介、メールマガジンでの配信など、許可されているプロモーション方法を確認しましょう。
- 報酬条件: クリック数、購入、資料請求など、どのようなアクションで報酬が発生するのか、またその承認条件も理解しておく必要があります。
2. 景品表示法・特定商取引法などの法令遵守
日本でアフィリエイトを行う場合、景品表示法(景表法) や 特定商取引法(特商法) などの法令を遵守する必要があります。
- 景品表示法: ユーザーに対して、広告であることを明確に表示する「#PR」や「広告」などの表記が求められます。これは、消費者を誤解させないための重要な義務です。
- 特定商取引法: 商品やサービスによっては、特商法に基づく表示(事業者名、連絡先、販売価格、返品条件など)が必要になる場合があります。特に情報商材などを扱う場合は注意が必要です。
3. クッキーの有効期限と優先順位
アフィリエイトコードを通じてユーザーが商品を購入すると、通常、そのユーザーのブラウザに「クッキー(Cookie)」が保存されます。
- クッキーの有効期限: 各プログラムで設定されているクッキーの有効期限(例:30日間)を確認しましょう。期限が過ぎると、その後の購入はアフィリエイト報酬の対象外となります。
- クッキーの優先順位: 複数のアフィリエイターが同じ商品を紹介した場合、最後にクリックされたアフィリエイトリンクのクッキーが優先される「ラストクリック優先」の原則が一般的です。このため、一度訪問したユーザーが後日別のリンクから購入した場合、報酬が得られないことがあります。
4. コンテンツの質と信頼性
アフィリエイトコードを配置するコンテンツは、ユーザーにとって価値のあるものであるべきです。
- 正確な情報: 紹介する商品やサービスについて、正確で最新の情報を提供しましょう。誤った情報や誇大な表現は、ユーザーからの信頼を失いかねません。
- 独自の視点: 他のアフィリエイターとの差別化を図るため、ご自身の体験談や独自のレビューなど、読者にとって有益な情報を提供することが重要です。
- SEO対策: 検索エンジンからの流入を増やすために、適切なキーワード選定や読みやすい構成を心がけましょう。
5. レポートの確認と成果の分析
アフィリエイトの成果は、定期的にASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)の管理画面で確認しましょう。
- 成果の確認: クリック数、発生件数、承認件数、却下件数などを確認し、何が成果につながり、何がそうでないのかを分析します。
- 却下理由の確認: 成果が却下された場合、その理由を確認し、今後の改善に活かしましょう。不正クリックや重複注文などが理由となることがあります。