Twenty Twenty-Twoは2022年のWordPressデフォルトテーマ
Twenty Twenty-Twoの概要
Twenty Twenty-Twoは公式ディレクトリから利用できる2022年のデフォルトテーマです。テーマを導入後サイトのデザインはテーマカスタマイザーを利用するのではなく、エディターを使って編集することになります。(外観 → エディター)で作業。テーマカスタマイザーに慣れている場合は少し戸惑うかもしれません。
WordPress.org | Twenty Twenty-Two |
有効インストール | 600,000+ |
WordPressバージョン | 5.9 |
PHPバージョン | 5.6以降 |
確かなデザイン基盤の上に構築された Twenty Twenty-Two には、誰もが真にユニークなサイトを持つべきだという信念があります。テーマの繊細なスタイルは、鳥の多様性と多才さに影響を受け、タイポグラフィは軽量でありながら力強く、カラーパレットは自然界から選ばれ、レイアウト要素はページ上に優しく配置されています。
Twenty Twenty-Two 公式ページ
※最新の情報を公式ページで確認ください
エディター
テーマを導入後サイトのデザインはテーマカスタマイザーを利用するのではなく、ブロックエディターを使って外観を編集することになります。(外観 → エディター)で作業します。1からデザインをすることも可能ですが、あらかじめ用意されたパターンを利用する方が効率的でしょう。
ナビゲーション | ナビゲーションメニューは、訪問者が自由にサイトを移動できるよう選別したブロックのコレクションです。 |
スタイル | テーマスタイルの異なるスタイルの組み合わせを選択してください。 |
固定ページ | ブログホーム(トップページ・新着情報) 最新の投稿を、サイトのホームページまたは表示設定によって定義された「投稿ページ」として表示します。 ホームページに投稿を表示する際に、フロントページのテンプレートが存在する場合は、このテンプレートよりも優先されます。 ページ: 404 デッドリンクや URL の入力間違いなど、存在しないページを閲覧した場合に表示されます。 検索結果 訪問者がウェブサイトで検索を行った際に表示されます。 |
テンプレート | テンプレートを使用してサイトをレイアウトします インデックス(アーカイブ) より特化されたテンプレートが定義されていない場合に、すべてのページのフォールバックテンプレートとして使用します。ヘッダーとフッターを編集できます。 すべてのアーカイブ 個別の投稿者、カテゴリー、タグ、タクソノミー、カスタム投稿タイプ、日付などを含む、任意のアーカイブを表示します。より特化したテンプレート (例: カテゴリーまたはタグ) が見つからない場合、このテンプレートがフォールバックとして機能します。 ブログホーム 最新の投稿を、サイトのホームページまたは表示設定によって定義された「投稿ページ」として表示します。 ホームページに投稿を表示する際に、フロントページのテンプレートが存在する場合は、このテンプレートよりも優先されます。 ページ (区切りなし) 任意の投稿やページに手動で適用できるカスタムテンプレートです。 ページ (大きなヘッダー) 任意の投稿やページに手動で適用できるカスタムテンプレートです。 空白 任意の投稿やページに手動で適用できるカスタムテンプレートです。 個別投稿 その投稿にカスタムテンプレートが適用されていないか、専用テンプレートが存在しない限り、ウェブサイトに単一の投稿を表示します。 固定ページ カスタムテンプレートが適用されていないか、専用テンプレートが存在しない限り、すべての静的ページを表示します。 単一投稿 (区切りなし) 任意の投稿やページに手動で適用できるカスタムテンプレートです。 |
パターン | サイト編集時に利用可能なパターンを管理します。 各パターンが表示されるので確認しやすくなっています。 (パターンを貼り付けてデザインしてゆく感じです) 注目 フッター ヘッダー 固定ページ テキスト CTA(行動喚起) ギャラリー 投稿 |
テーマを変更する手順
テーマを変更するには、管理画面からダウンロードし有効化するという流れになるのですが、いきなり有効化するのは少しリスクがあります。ウイジェットなどはテーマによって取り扱いが異なります、そこで以下の手順で変更されることを推奨します。
- 変更前にバックアップする
- ダッシュボード・外観 よりテーマディレクトリにアクセスする
- ライブプレビューを確認し表示の調整を行う
- 有効化して公開
- 公開後の確認作業を行う
※ライブプレビューで確認して表示の調整をするには、ダッシュボードの 外観 画面でインストールしたテーマの有効化ボタンの右側 ライブプレビューボタンをクリックします。
テーマカスタマイザーによる調整ができるので、修正が終わったら左上部の「有効化して公開」ボタンをクリックします。公開後にはスタイルシートを修正、確認、設定します。以下の点については公開後早期にチェックするようにしましょう。
- 外部のツールと連携している場合は正しく動作しているか
- スタイルシートが正しく設定されているか
- 不要なプラグインは削除する。
テーマを安全に運用する
WordPressのテーマとは、サイト全体のテンプレートのことです。テーマは複数のファイルの集合体で、デザインなどの内容が一式セットになっています。そのため、テーマを変更すれば複雑な処理を行うことなく、デザインや構成、機能などを変えることができます。テーマは、インターネット上で無料ダウンロードできるものから、有料で販売されているものもあります。また、自分で作成したテーマをアップロードして使用することも可能です。
ウェブサイトのセキュリティにおいて、テーマの選択は非常に重要です。
安全なWordPressテーマを選ぶためのポイントは以下の通りです。
- 信頼できる提供元を選ぶ:
- WordPress.orgの公式テーマディレクトリに登録されているテーマは、一定の品質とセキュリティ基準を満たしているため比較的安全です。
- 評判の良い有料テーマの販売サイトや開発者から購入するようにしましょう。
- 最終更新日を確認する:
- 長期間更新されていないテーマは、セキュリティ上の脆弱性が放置されている可能性があります。定期的にアップデートされているテーマを選びましょう。
- レビューや評価を確認する:
- 他のユーザーのレビューや評価を参考に、信頼できるテーマかどうかを確認しましょう。
- 不要な機能が少ないシンプルなテーマを選ぶ:
- 多機能なテーマは便利ですが、その分セキュリティリスクも高まる可能性があります。必要な機能に絞ったシンプルなテーマも検討しましょう。
- セキュリティスキャンを行う:
- テーマ導入前に、Theme Checkなどのプラグインを使って、テーマのコードに問題がないかチェックするのも有効です。オンラインのセキュリティスキャンツールを利用することもできます。
避けるべきテーマ:
- 出所が不明なテーマ: 怪しいサイトからダウンロードしたテーマは、悪意のあるコードが埋め込まれている可能性があります。
- 最終更新日が非常に古いテーマ: セキュリティ対策がされていない可能性があります。
- 無料配布されている有料テーマ: 著作権侵害の可能性があり、セキュリティ上のリスクも高いです。
WordPress本体、プラグインと同様に、テーマも常に最新の状態に保つことがセキュリティ対策の基本です。
テーマの選び方
テーマを選ぶ際にはにはレスポンシブデザインかどうかは着目しましょう。レスポンシブデザインとは、スマートフォンやタブレット・PC別に1つのデザインで表示できるようにしたものです。サイトの内容によってはスマホユーザーが少ないこともあるでしょうが、Googleはモバイル端末での表示を標準と考えていますので、この点からも対応すべきポイトです。
一般的に、WordPressテーマを選ぶ際に考慮すべき点は以下の通りです。
- 目的と機能: どのようなウェブサイトにしたいですか?(ブログ、ビジネスサイト、ECサイトなど)。必要な機能(レスポンシブデザイン、SEO対策、カスタマイズ性など)が備わっているか確認しましょう。
- デザイン: 好みのデザインであることはもちろん、ウェブサイトの目的に合ったデザインであるかどうかも重要です。デモサイトなどで実際の表示を確認しましょう。
- レスポンシブ: スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスで適切に表示されるレスポンシブデザインであることは必須です。
- SEO対策: SEOに強く、検索エンジンに最適化されているテーマを選ぶと良いでしょう。
- 表示速度: ウェブサイトの表示速度はユーザーエクスペリエンスに大きく影響します。軽量で高速なテーマを選びましょう。
- カスタマイズ性: デザインや機能を自分の思い通りにカスタマイズできるテーマだと、より理想的なウェブサイトに近づけられます。
- サポート: テーマのドキュメントが充実しているか、困ったときにサポートを受けられる体制があるか確認しましょう。
- 価格: 無料テーマと有料テーマがあります。予算に合わせて選びましょう。有料テーマは一般的に機能が豊富でサポートも手厚い傾向があります。